昨年の12月22日に「とちぎハサップ」を取得いたしました。
あまりこの言葉が世の中に浸透していないため、
「とちぎハサップって何??」っておもわれる方が多いかと
思いますので簡単に説明させていただきます。

まず、県が定めた基本的な衛生管理を確実に行っている
事業所であるということです。

「とちぎハサップ」とは、
食品関係の事業所が日常取り組んでいる自主的な衛生管理を
県の基準に基づき自ら定めた(まえむろ)衛生管理の方法で
実施し申請することで認証されるものであります。
たとえば、作業場の入室から始まります。衣類、靴の交換、
白衣のごみをすべて取り除き専用のマットにて靴のごみを
取ります。
そして念入りの手洗いそして爪洗いからです。
細かく説明すると限がないので所々の箇所を・・
食品の加熱時間(中心温度)75度以上をひとつひとつ計ります
揚げ物、焼き物、煮物、炒め物まですべてです。

朝忙しい時のはかなり大変な作業です。
また出来上がった弁当の盛り付け作業開始時刻や終了時刻、
そして盛り付け担当者、保管室の温度まで記録します。
配送の方では出発時刻、車内温度、配達場所の到着時刻
と配送量の記録(全ルート)


一番苦労したのが作業区分の明確化です。

というのは弁当を作っている時は外部の者を作業場に入れさせな
いこと、それは納品業者さんにも協力してもらってます。
外からの雑菌を一切入れさせないという意味です。
また仕込みの段階でも作業場所を選びその時間帯を避け
必要なら記録するということ・・・
すべてが記録尽くめです!!!
もし食中毒など事故が発生した場合のさかのぼり調査のためです。
初めは大変な作業でしたが今は全員で役割分担しているので
それほど苦ではなくなりました。
これを取得して社員が食品の衛生管理をよく理解してくれたので
よかったと思っています。
自分は一番上の衛生管理責任者になっているので
毎日がチェックの日々です。
しっかり記録をしているか、間違ってはいないかと

最近は取材が多いです、大田原にもこれから浸透していくでしょう。
明確に言えば、お客様が安心して食せる商品を作っている
代表のお店ってとこですかね
